FM-2 Wildcat

Tamiya + KMC 1/48









田宮のF4F-4キットをベースに、KMCのレジン製コンヴァージョンキット(カウル、プロペラブレード、機首横胴体パネル、垂直尾翼のセット)を使用してFM-2に改造した。エンジンが単列9気筒に変わっているので、適当なジャンクパーツに置き換え。KMCのインストでは、カウリング内側両下部にインテークを接着するようになっているが、Detail & Scaleによると、この位置にインテークはなくエンジンの気筒間に移動しているようなので省略。カウルも全長が長すぎるようなので削りこんだ。主翼の機銃が片側2丁ずつに変わっているので、いちばん外側のものを埋めた。ホイップアンテナは、1/700艦船模型用のものを流用。テーパーがついているのだがちょっと太目だったか。キャノピーは例によってヴァキュームパーツをFuture処理したもの。削りあわせをさぼって見苦しくなってしまった。モデルアート別冊にも同じKMCパーツを用いたFM-2改造が載っているが、記事の印象よりも簡単に工作できた。

マーキングはエアロマスターデカール。主翼の国籍マークを貼ってみたらシーブルーより明るくなってしまったので、これのみ田宮のコルセア用のものに貼り変えた。(印刷の美しさ、モールドへのなじみのよさにおいて、最近の田宮デカールの品質は別売りデカールを凌いでいる。)FM-2は主翼下のロケットランチャーの有無、垂直尾翼アンテナ線引き込み位置、ホイールハブなどに個体差があるようなので、特定の機体を製作する際には注意が必要かと。